やっと全機親指環境に(1994)

 パソコンは1981年シャープのMZ-80Bから、ワープロ専用機は1986年シャープの書院から入りました。当然JISカナ入力でしたが、1988年NIFTYのFPROFILE(現 FINFOD)に刺激され初めてOASYS Lite FROM10で親指シフトを覚えました。以後98互換機にもASCIIの親指君のキーボードを繋ぐようになりましたが、1988年に始めたMacは私のメインマシンとなったにもかかわらず、つい最近までAppleのキーボードでした。昨年末、MacはPineappleとDboardでようやく親指化にこぎつけました。

 98系の方は、かねてからAT互換機に乗り換えたいと思っていましたが、富士通の親指シフトキーボードの発表を見てようやくその決心がつき、3月からはDELLのマシンに富士通のFMV-KB211を繋いでいます。

 現有機器はOASYSPocket、OASYS30LX401、MacQuadra700、DELLOptiplex466MXV。すべてに親指シフトキーボードがつながり、ようやく統一のとれた日本語入力環境が得られました。


注……現在(1999)はリュウドのR Board Pro for PCを愛用しています。



今いちばん主張したいこと。

日本の将来を担う子供たちに何を与えるか

私の親指シフト歴は12年めくらいでしょうか。最初はJISカナ入力でした。

 昨年、4際の娘にせがまれてキッズコンピュータ「ピコ」用のキーボードを購入しました。程なく娘は自分の名前をひらがなで入力できるようになりました。もちろん、JIS配列のキーボード上のひらがなを見てキーを押します。

 この文を読んで下さっているあなたもJISカナ入力ですか? ほとんどの人は日本語をローマ字入力していますよね。

 4歳の子供でもキーボードに触れる現在、子供にまずはJIS配列を覚えさせ、それを捨てさせてローマ字入力を覚えさせるのですか? 幼稚園でローマ字を教えますか?

 欧米の子供達は、4歳で覚えたキー配列を一生使えます。日本の子供たちにも、一生使える日本語キー配列(NICOLA配列)を与えるべきです。

 日本の親たち、メーカー、政府は、教育の根幹に関わるキー配列の問題を真剣に考えているのでしょうか。

(2000/1/14)

2001/3/14 e-japan重点計画案へコメント


ローマ字入力の誤り訂正のもどかしさについて

 ローマ字入力は、打鍵数が多いという欠点の他に、訂正が大変だという問題があります。親指シフトなら打った分だけ戻ればよいですが、ローマ字変換入力ではそうはいきません。
「チェック」という単語を入力することを考えてみましょう。
ローマ字入力ではいろんな入力法があります。
chekku
tyekku
が普通ですが、
chixextuku
なども。

さて、chekkuを例にします。別のテキスト入力可能なワープロやメモ帳などに、実際に入力してみてください。画面を見ずにchekkと5回キーをたたきます。今入力した部分をバックスペースキーで削除するには、何回押せばよいでしょう。
以下が答えです。

c 1
ch  2
che 2
chek 3
chekk 4
chekku 4

  いかがですか。そこまでの打鍵数とバックスペースの打鍵数が一致していないばかりか、行きが一つ増えても帰りは同じという現象が見られます。それぞれの場合で、あなたは画面を見ずに正しいバックスペースの打鍵数が言えますか?

かな入力なら
ち 1
ちぇ 2
ちぇっ 3
ちぇっく 4

行きと帰りの数が一致しています。もちろん親指シフト入力では、親指でシフトキーを押しているので、キータッチ数は6ですが、同時打鍵ですのでリズム的には4回のキータッチなのです。

 このようにローマ字変換入力では、誤り修正の時に画面を見る必要があり、いらぬ事に頭を使って、リズムを狂わされてしまいます。
(2000/5/31)

NICOLA派宣言(古瀬幸広氏)
 古瀬さん、引っ越し多いですね。リンク切れも2回目。

親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう! (HIPPO.JTM氏)

Powered by 親指シフトのバナーの作者モリヤさんのページ「きりぃ」
 「親指シフトですね?」 「あたりまえです」
   移転先を発見(2004/10/19)

Macと親指シフトのページ(加藤昌史さん)
親指シフターのみんなが感じている感想を代弁してくれています。

親指シフトキーボードを普及させる会

親指シフト悪戯帳(かないまるさん)
 「親指シフトは国力だ」


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