最近「インターネットと医療」という講演を依頼され、その準備の時にふと思いました。自分のパソコン通信の歴史にくらべて、インターネットの歴史の何と浅いことか。
私のNIFTYのフォーラム利用歴は12年余りになります。しかしインターネットは5年、MLの利用に至っては1年にしかなりません。しかし、今やMLは公私ともに必須のコミュニケーション手段になりました。
私も使い勝手はフォーラムの方が格段に優れていると思います。MLでは発信してしまったら取り消せないこと、コメントツリー構造が取れないことが大きな欠点でしょうか。また、自動応答設定でメールがループとなり大変な被害を起こすことがあるとか、個人メールの誤発送で問題になるとか、慎重な操作を必要とするあたり、初心者向けとはどうしても思えません。しかし、メールとして自然に情報が届くプッシュ型の利点が勝っているのでしょう。
yahooなどの掲示板も保存性や「荒れる」問題があるのでフォーラムの代替にはならないでしょうし。
Niftyでもニュースリーダーで読めるようにする、自分用カスタムホームページなど、工夫はされているようですが。Webペースでの使い勝手を更に良くする、一部オープン化するなど工夫すれば、信頼できるコミュニケーション手段として主流になりうると思っています。
2003/3/4 追加
MLでも、スレッドを活用すれば良いんですね。新しい話題は、何かの返信として送らないようにしましょう。