Copyright (C) 2002-2004,Yamanobe Yuji
お待たせいたしました。Ver.1.05を公開しました。 2004年6月以降収集されているcsv形式(ISEI4)に対応した版です。医療事故報告制度も視野に入れた設計になっており、同じシステムで対応する予定です。
このシステムは、医療事故防止のため、医療機関内の各部署でインシデントレポート(ヒヤリ・ハット事例)の入力をし、そのファイルを安全管理部門で集約するシステムです。厚生労働省の医療安全対策ネットワーク整備事業に参加している施設のために、その報告ファイルも作成できます。 分析機能は持ちません。2002年5月から私の職場では本試験運用、8月から本格運用に入りました。説明書や動作検証の点でまだ「完成版」とは言えないかも。。。
ファイルメーカー Developerで開発しており、たいていのWindowsパソコンで動作します。1024x768ドットの画面の大きさが必要です。
本システムは東海大学製のEMI Ver 2.0.0からデータ構造とその名称を流用させていただきました。それ以外の著作権は山野辺裕二が保有します。ファイルメーカープラットフォームに限り、オープンソースソフトとしてGPLを適用します(簡単に言えば非独占で無償、変更・再配布が可能、無保証)。他の開発言語やデータベースシステムへの移植はこの限りではありません(有償頒布を許可)。
個別サポートはいたしません。ご要望により改良することはあり得ますが。
2004年6月以降収集されているcsv形式(ISEI4)に対応した版です。2004年8月の報告では、評価機構側からエラー無く取り込めたという連絡をいただきましたので、いちおう大丈夫だと思います。ただ、エラー無く取り込めるというだけで、必須でない項目にコードの残骸など読めないデータを残したまま送っているのも事実です。
使用説明書、仕様解説書など。
1.06以降は、ISO9001:2000に泥縄対応すべく、製作快調(笑)といったところです。更に、損害保険会社のインシデントフォーム印刷機能も04年内に追加の予定ですが、従来予告通りにできたためしはありません。
以下をダウンロードし、実行しOKボタンを押すと、RIN105Uフォルダと、実行ファイルへのショートカットができます。このショートカットから起動できます。ファイルメーカーPro 5.5以上をお持ちの方は、ファイルメーカー形式も利用可能です。 こちらにはFP5形式以外は入っていないので、RIN105フォルダからバッチファイルやLHA.EXEをコピーする必要があります。
独立実行形式 RIN105U.EXE(2.94MByte)
ファイルメーカーPro形式 FMPFiles.lzh(主要部分はMacintoshでも動作するはずです)
初期状態では、部署のパスワードは二桁の部署コードと同じです。安全管理部を選んでパスワード"99"を入れて下さい。次にメンテナンスメニューでM所属部署を開いていったん閉じ、シフトキーを押しながら開き、マスタパスワード「admin」を入れてください。このマスタパスワード「admin」は最初に変更を促します。この画面で各部門のパスワードを編集できます。部署名は私の職場そのままですので、このマスタの編集は必須だと思います。
このシステムは大切なデータを消去するなどの危険な操作をバッチファイルで行います。不用意に実行しないように注意してください。
まだまだ制作途上ですが、こちらに用意しています。
情報交換用のコミュニティを用意しました。こちらにご登録のうえ、ご意見・ご感想などをお寄せください。返答しなくても怒らないでくださいね。
「RINGO君」という名前は「楽してインシデントネットワーク、Go!」という掛け声に由来します。
●関連リンク
厚生労働省の医療安全対策のページ
日本医療機能評価機構のヒヤリハット収集事業のサイト
長崎大学医学部附属病院 医療安全対策のページ
●更新履歴
2002/5/17 RIN075を公開(試用版)
2002/9/07 RIN084とFMPファイルを公開(実用版)
2003/2/24 RIN091を公開
2003/8/28 RIN094を公開
2004/4/14 RIN100の告知
2004/9/22 RIN105の公開
作成開始 2002/03/11 最終更新 2004/10/08 |
ホームページへ |