先日、DOS/V機の情報を仕入れるべく書店に行きました。私はパソコン雑
誌のほとんどを定期購読で入手しているので、書店に買いに行くことはめった
にありません。久々にパソコン雑誌のコーナーに行ったのですが、時代は変わ
りましたね。
かつて、主要パソコン雑誌といえばASCII、I/O、RAM、マイコンという
4誌を指す時代がありました。やがて、RAMは廃刊、機種別のOh!シリーズが
出てきました。その後もいろいろな雑誌が出てきましたが、この1,2年で
Macintosh関係の雑誌が爆発的に増え、さらにはDOS/VやWindows雑誌が店頭
に賑わっています。
雑誌コーナーの前に立って、ふと「昔からの雑誌はどうしたかな」と思
いました。ASCIIは現在でも隆盛を続けていますが、I/Oを手にとってびっく
りしました。「う、うすい!」それではマイコンはどこかと探してみると、
My Computer Magazineというのがそれらしいのですが、これも「うすい!」。
かつてはマイコンが断然厚く、広告を見るために買う雑誌でした。I/O
も一時はマイコンに勝るとも劣らない厚さになりましたが、その後はASCII
の天下となったようです。
しかし、それもMACLIFEなどMacintosh関連雑誌の厚さには及びません。
特にMac系の雑誌はアダルトCD-ROMの広告が増えており、人前で広げられな
いのには困ります。ただ、このところDOS/V系の雑誌も厚みを増しているよ
うで、登り坂であることを示しています。一方、Oh!PCとか98マガジンなど
というNEC専門誌の薄さは目を覆うばかりで、機械より先に凋落が始まった
のではと思われました。