マイクロソフトと恐怖の大王(1999/8)

もし、マイクロソフトという会社が狂信的なカルト教団だったとしたら。

マイクロソフトの目的は、1999年にノストラダムスの予言の通りに世界を大
混乱に陥れることだった。そのために、1970年代から世界のコンピュータの
征服を進めてきた。それを実現した今、あとは管理下にあるすべてのコンピュー
タのデータを消去し実行不能にする「その日」を待つばかりである。
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 これは作り話にしても、世の中こんなにマイクロソフトに依存してしまってよ
いのでしょうか。それは製品の欠陥でも精巧なウィルスでもよいのですが、仮に
すべてのマイクロソフト製品が一斉に機能を停止したら、世界はそれこそ大恐慌
以上のパニックに陥ることは間違いありません。
 みなさんの身の回りで、WinodowsやMS-DOSの機械が全く使えなくなった時を想
像してみてください。Mac OSにしても、今やInternet Explorerが付属する時代
です。残るのはUNIX程度ですか。
 私の手元にあるパソコンで「マイクロソフトフリー」なのは、Netwareサー
バーを実行する機械だけです。でもクライアント機はすべてWindowsなので、そ
れだけでは使えません。昔使っていたIBMのOS/2を入れれば何とか動くでしょう
が、OS/2だってマイクロソフト製の部分もあるでしょうし。全くマイクロソフト
の息のかからない環境を探すと、お蔵入りのワープロ専用機を使うか、1984年製
のCP/M-86機を倉庫の奥から甦らせる必要がありそうです。インターネットはも
ちろん不可ですが、パソコン通信でNIFTYには繋げそうです。もっとも通信の相
手が壊滅的でしょうが。

 やはりもっと多様性を増やす必要があるでしょうね。ワープロ専用機にも頑
張ってもらいたいし、LINUXの台頭も期待したいです。Playstationなどにも簡単
にパソコン化できるキットが欲しいですね。NIFTYにもインターネット以前のパ
ソコン通信機能はずっと残していただきたいです。

 私は危機管理の意味でも、できるだけマイクロソフトを使わないようにしてい
ます。使うのは他との互換性のためです。Windowsだけは脱却できませんので効
果は薄いですが。

 ソフトウェアの価格と品質の点でもマイクロソフト帝国は有害です。マイクロ
ソフトの独占を許すと、いつまでたっても高い値段で、身勝手なソフトを使わせ
られることはWindowsやOfficeを見れば明らかです。


(99/9/14追加)

 Office 2000の新機能に、ExcelやPowerpointの書類をそのままhtml保存できる
というのがあります。でも、できたhtmlファイルを表示できるのは自社のブラウザ
Internet Explorerの最新版だけです。何のための機能でしょうか。通常のソフト
ウェア・ベンダーであれば、せめてNetscapeのブラウザでも正しく表示できるよう
にするでしょうし、動作確認もするはずです。それを故意に行っていないとは、
「マイクロソフトの陰謀」と言われても反論できないと考えます。
 ちなみに、Microsoft Front Page 2000にはそのような機能が丁寧に組み込まれ
ています。


(99/9/16追加)

PowerPoint 2000でNetscapeと互換性のあるhtmlを作る方法

 

  Powerpoint(以下PPT)に限らずOffice 2000はhtmlで保存したものを読みこみ

直してもきちんと元のファイルを再現するというふれこみでしたので、私は岐阜

市医師会のサイトのhtmlをPPT2000で読み込みました。すると、確かにきれいな

プレゼンテーションになっています。これをPPT97-200&95の形式で保存して

MacintoshのPPT98で読み込み、このうえでhtml保存を行いました。確信があった

わけではありませんが結果としてNetscape(以下NS)で読める物ができました。

  PPT98では保存にウィザードを使い、デフォルトに従って保存したファイル

はNSと互換性があります。PPT2000はデフォルトではNSと互換性がないように

設計されているのです。

  その後、PPT2000でもNSと互換をとれることがわかりました。Microsoft

Office 2000のアシスタントの犬に尋ねたら、珍しく適切な答えをくれました。

---以下引用---

Web プレゼンテーションを Netscape Navigator 用に最適化する

PowerPoint 2000 で Web プレゼンテーションを保存または発行すると、特に指定

しない限り、ファイルは Internet Explorer 4.0 以降のバージョンに最適な HTML

形式で保存されます。この形式を使用すると、最高の信頼性とパフォーマンスが

得られ、最小のファイル サイズで保存されます。ただし、Netscape Navigator

のいずれかのバージョンまたは Internet Explorer 3.0 で Web プレゼンテーション

を表示するユーザーがいる場合は、すべてのブラウザでプレゼンテーションを表示

できるようにするために、次の操作を行ってください。

[ファイル] メニューの [Web ページとして保存] をクリックし、[発行] を

クリックします。

--以下略---引用終わり---

以下、主観が入りますがお許しを。

  私がまず探したPPT2000のツール-オプションメニューには「全般」タブに

[Webオプション]のボタンがあり、そこで多彩な指定ができますが、ここにはNS

互換機能がありません。本来この画面で指定すべきです。

  [ファイル] メニューの [Web ページとして保存] をクリックすると、[保存]

[キャンセル]の他に、[発行][タイトル変更]というボタンがありますが、

普通の人は何も考えずに[保存]を選ぶはずです。MSはわざと[発行]ボタンの裏に

NS互換機能を隠したのでしょう。私は従来からMS Officeのオプション指定がなぜ

直感的にわかりにくいのか疑問でしたが、故意にそうしている部分もあるのでしょ

うね。

  私は、このPPT2000でNS互換を排除したのは、ひょっとすると独占禁止法に

抵触するのではと考えていました。しかし、先に引用したようにこれほど明確な

ヘルプを用意しているとは、さすがにその点でも怠りないですね。

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